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2021年3月

2021年3月29日 (月)

お題に入選して照ノ富士のことを思った。

1~2月のお題「コロナ禍での生活の変化」に投稿したら、入選にして頂いた。

https://info.cocolog-nifty.com/info/2021/03/post-ca8824.html

僕はカメラは持っているが、写真は記憶のために撮るだけで、ほんとの素人だし、絵や漫画なんかはとても無理。だからブログは文章だけで愛想がないし、哲学や倫理学の勉強なので、文学系の人たちのような素晴らしく説得力がある描写なんかできない。

他の入選作を読んでいると、文章だけ表現手段じゃない時代になったと、つくづく思う。それはとてもいいことだ。色々な表現手段の中から自分に合った方法を、それも1種類だけではなく、何種類も組み合わせて表現できている。文章自体も、色々うるさく言う人はいるだろうが、型に捉われてなくて、自己表現がしやすい良い時代になった。

それは前から感じていたので、僕の出る幕はなくなっただろうと思っていた。ところが文章だけで入選したので、まだ僕の表現法でも認めてくれるのかなあ、と素朴に嬉しかった。古い方法も、ダイバーシティのひとつとして残るのだろうか。照ノ富士と同じで、ふたたび第一線に立って、日々精進します、と言う所でしょう。

 

 

 

2021年3月 2日 (火)

「青天を衝け」①『論語と算盤』は実行できるのか。

 渋沢栄一の基本思想は『論語と算盤』だそうです。これだけで彼の経済思想は十分理解できますね。

 もっとも論語と算盤は儒教の基本です。商売の根本には道徳心がいる。当時の指導者は皆、子供の頃から儒教教育を受けているので、こういう考えは渋沢だけのものではありません。尊王攘夷の志士も佐幕派も、西南戦争の西郷隆盛も政府軍も、経済と道徳心の両立を求めていました。

 ですから渋沢が偉いのは、そう言ったからではなくて、実践したからでしょう。ひるがえって考えてみると、現代の企業人には論語がない。算盤ばかりだ。情けない。こんな批難も聞こえて来そうです。

 けれども現代のビジネスパーソンにも言い分はあるでしょう。道徳心を基礎として仕事をやりたいのは、やまやまだ。でもそんなきれいごとばかりで、ビジネスがやれるのか。論語はコンプライアンス以上のもの求めているみたいだ。それで過酷な競争を勝ち抜けるか。コンプライアンスで精一杯なんだ。

 「青天を衝け」での渋沢は、間違いなく、論語と算盤を理想的に成し遂げるでしょう。けれどもあまりきれいに描きすぎると、嘘っぽくなる。企業戦士から馬鹿にされる。「俺たちだって一生懸命やってるんだ。ビジネスをなめるな。」

 現実の厳しさをどうドラマに反映させるか、お手並み拝見というところですね

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