郵便局は大改革の時期ではないのだろうか。
年末になると、郵便局に行く機会が増える。そして普段から感じていることを思い出してしまう。とにかく郵便局の手続きは、理解できないほど煩雑な気がする。
例えば、振り込みなど、コンビニでやれば、一瞬で済むところを、郵便局だと手作業が多いせいか、ひどく時間がかかる。どこで振り込んでもいいなら、郵便局以外でやるのは、僕だけではないだろう。だから郵便局だけでしか振り込めない用紙だと、腹が立ってしまう。また先日、本を送ったら、色々方法があえるそうで、値段も違うのだが、知らなかったので、高い方でやってしまって、損したような気がした。
最近では、郵便物の配達も随分時間を取るようになって、1~2日では着かないのが普通のようだし、土曜日も配達しなくなったようだ。しょっちゅう行くわけでもないから、慣れないせいかもしれないが、郵便局に行くと、いつも落ち着かない気持ちになる。
日本の国の劣化が、郵便局にも現れているかとも思ったが、そんなところに帳尻を持って行くのではなく、郵便局としてやるべきことはあるだろう。前島密先生も嘆いておられるのではないか。
唯一、郵便局で良くなったのは、局員の皆さんの接客態度だ。僕は近くの二つの局を利用しているが、いずれも接客は昔よりずっと良くなっている、と感じる。
だから郵便局の煩雑さは、局員の問題ではなく、システムの問題だろう。郵便局にもそれなりの理由はあるのだろうが、それは局側の理由であって、客側の理由ではないのだ。
郵便局のこの状況は、僕が感じているだけでなく、周囲の知友が等しく不満を述べている所である。年賀状離れなどは機器の変化によるもので、小さな問題だ。しかし郵便局の運営体制そのものは、早急に、抜本的に改革すべきではないのか。
子供の頃から親しんできた郵便局には、なんとなくの愛着を感じている。しっかりして欲しいと願うばかりである。
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